発見 ぬめりの犯人

排水口に発生する頑固なぬめりは、詰まりや悪臭のもとになる厄介者だ。
日用品某大手企業研究所は、特定の細菌が作り出す糖類がぬめりの主な原因になっていることを確かめた。
流し台の排水部分から菌を採取し遺伝子を手掛かりに、シュードモナス属と呼ばれる菌類が最も多いことが
特定されている。

ぬめりにはアルギン酸という糖類が含まれている事を突き止めた。

「アルギン酸は、シュードモナスが乾燥や殺菌剤から身を守るために生産しているバリアーのようなもの。
粘り気があり、海藻にも多く含まれています。」


ぬめりの発生メカニズムはこうだ

・まず、調理に使った油などが排水口内に付着する。

・そこにシュードモナスが取り付き、アルギン酸を分泌。

・それが水道水中に含まれるカルシウムイオンと結び付いてアルギン酸カルシウムとなる。

・このアルギン酸カルシウムは網目状の強い構造を持ち、水に溶けにくい頑固なぬめりになる。


分解方法も探知「細菌が出すアルギン酸」

ぬめりを除去するにはこのアルギン酸カルシウムを壊すのが効果的と考え、候補となる物資を探索。
ある種のアルカリ金属炭酸塩に、アルギン酸カルシウムのカルシウムイオンによる結合を切って、ぬめりの網目を分解する効果が高いことがわかった。 (ビルの鉄筋を切断し、ぐらぐらにしてしまうような技術) 


『家の中のぬめり』

昨年7月、某企業がインターネットを通じ、全国の20〜40代の既婚女性約330人を対象にぬめりやカビの発生状況を調査。

台所の排水口のカゴ、風呂場のゴムパッキンや排水口周りなどの回答が多かった。